<唾液(だえき)>
ツバの働きってご存知ですか? ツバは「臭い」なんて事だけでなく、口の中でイロイロな働きをしています。 どんな働きをしているかというと、
また、唾液の中には以下のような細菌に作用する物質が含まれています。
そのほか、消化酵素としてはデンプンを消化するアミラーゼ、 タンパク質を消化するプロテアーゼなどが含まれており、食物とよく 混ざることで胃や腸での消化を補助しています。さらに、歯をコーティングして 歯周病から守るヒスタチン、骨や筋肉を丈夫にするパロチン、 上皮成長因子EGF(粘膜の傷の修復)、神経成長因子NGF (老化防止の働き:アルツハイマーに効果?)など、じつに様々な物質が含まれて います。 こんなにすごい働きがある唾液ですが、分泌される過程で自律神経の影響を受けます。 神経の作用によって、分泌量や性質も変わり、
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・「口を開くとツバが糸を引く」 ・「口を開くとクチャクチャ音がする」 ・「口の中がネバっこい感じがする」 ・「口の中が乾き気味」 ・「口臭を指摘される」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
唾液の分泌量が少なく口の中が乾いた状態(交感神経の興奮・運動・加齢・疾患・薬・放射線治療etc.)では歯肉や舌や粘膜に炎症を起こし易く(口臭の原因に)なりますし、ムシ歯や歯周病を容易に悪化させる可能性があります。 |