<管楽器奏者の方へ>

 管楽器奏者の方が歯の治療を受けたあと、「何だか今までと吹き具合が変わってしまった」などの不満を持たれた経験、ありませんか?
 一般の歯科治療(保険、自費問わず)においては「審美的か(歯の形、色や並びは綺麗か)?」、「咬合に耐えうるか(咬み合わせに問題無いか)?)」に考慮されていれば問題有りません。
 が、管楽器奏者の方は、
 ・金管楽器の場合は、前歯に前方からマウスピースを1日に何時間も押し当てる
 ・木管楽器の場合は、前歯でマウスピースを1日に何時間も咬みこむ
 という、通常とは違う力がずっと前歯にかかり続けているので、その部分での考慮が必要になります。
 そんなとき、歯科医師自身が管楽器の経験者であると 「普通の歯科治療と違った対処」をして、管楽器奏者の方の吹奏感を比較的損なわず、或いは改善した治療をご提供出来る」 かも知れません。
 このページは、そんな管楽器奏者の方の悩みに寄り添えるかも知れない、ご提案のページです。
 ※世界の歯科大学で「管楽器奏者の歯科治療」を専門とする講座が今のところ存在しないようなので、そのエビデンスやセオリーも存在せず、管楽器奏者の歯科治療では歯科医師の経験則がより重要だと考えます。